アメリカやヨーロッパでは副腎疲労や慢性疲労の改善に、ハーブはポピュラーな素材として用いられます。
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その中の1つとして、ショウガがあります。日本でも漢方や生薬として使われてきました。
ショウガは副腎疲労症候群(AFS)、ストレスに対抗する力が低い状態の改善に効果があるといわれています。
他にも色々あって、
コルチゾールの生産と分泌を正常に保つ作用
血圧を正常に保つ作用
脂肪燃焼とエネルギー生産の向上の作用
たんぱく質と脂肪を分解する酵素の生産を刺激する作用
などが挙げられます。
◎副腎疲労ってなに??
副腎疲労というのは、副腎で作られるストレスに対抗するためのホルモン「コルチゾール」を作る力が落ちてしまって、やる気が出ない、うつ病ではないのにうつっぽい感じ、何をするにも気力がでない、といった状態です。
わたしもかつて経験したことがあります。
気持ち的にはやる気がないわけじゃないし、頑張ろうとは思ってるんだけど、出来ない。
風邪引いてるわけじゃないけど、ずっと風邪のひきはじめのようなだるさが続いている。っていう状態でした。
この状態が長く続くと、アレルギー症状・ぜんそく・リウマチ・関節炎・骨密度の低下・化学物質過敏症・慢性疲労・高血圧・高血糖・肥満・不眠症・慢性微熱などの引き金になってしまいます。
簡単に言うと、
やる気の素は副腎で作られていて、そこが疲れちゃってるよってことです。(伝わりました?)
◎対策は??おすすめはしょうが✨
日本ではショウガを薬味としてだけではなく、佃煮にしたり、浅漬けにしたりと、色々な方法で食材として利用され、体の働きを調整コントロールするために薬膳として利用されてきました。
なので、ハーブときくとピンとこない人もいるかもしれませんが、アロマセラピーでもジンジャーという表記でショウガが精油として用いられたり、身体を温めてくれるからと、ハーブティーとして愛飲している方も少なくありません。
副腎疲労の改善の目的でショウガを使う場合も、やはりショウガティーがおすすめです。
色々な市販の製品が出回っていますが、やはり本物のショウガを使うのが一番です!
◎飲み方
ベストなタイミングは朝食時。
温めのお湯100cc
ショウガを絞った汁を10cc
お湯に、すりおろして絞ったショウガ汁を入れて飲む。
これだけ。
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たくさんすりおろして余った分は、小瓶に保存しておきます。
薬味に使ったり料理に使ったりできますね。
1週間くらいで使いきりましょう。
レモン汁(これも出来たら生搾り)をプラスしてマヌカハニー(はちみつ)をチョロッと入れると美味しいです。
夏場に浅漬けで食べると、食べた後少し胃のあたりがカッと熱く感じて、身体が火照ってくるように感じる人もいるかもしれませんが、冷たいものを飲んだり食べたりすることが多く、内臓が冷えて疲れやすくなっている場合があります。
食後、しばらく経つと、自然に体温調整が上手く行われるようになるので、長期的に身体の変化を見ていくと、結果、身体にこもっている熱を上手くエネルギーとして放出してくれるので、本来私達が備えている体温調整力がスムーズに機能するようになります。
冬の寒い時期には、ショウガ、ニラ、ネギ、ニンニク、鷹の爪をたっぷり使ったスープがお勧めです。
煮込みおうどんにしても、おいしいですね💗
芯からポカポカあたたまり、活力を蘇らせてくれます。
胃粘膜が荒れているとムカムカ感じる方もいるかもしれません。
まずは「ことまごはやさしいわ」を基本とした食生活に改善してみましょう。
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